イースターには、ローマ教皇による恒例のミサが行われました。
ローマ教皇は、キリスト教カトリックの精神的指導者と言われています。
教皇の言動は、時にキリスト教プロテスタントの人々にも影響力を発揮します。
「移民とならざるを得ない人々が、旅の途中で兄弟姉妹たちと出会い、パンと希望を分かち合うことができますように」
今年のイースターのミサで、教皇フランシスコは集まった群衆にこのように語りかけました。
フランシスコはアルゼンチン出身。
父親は、南イタリアからの移民でした。
教皇は他にも、人身売買や子どもをめぐる犯罪に触れ、自分の家の中で暴力の犠牲となる人々のためにも祈りました。
南イタリアからの移民2世で高い地位に就いた人としては、他にベルギーの前首相、エリオ・ディルポがいます。
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